国民スポーツ大会「SAGA2024」は15日、秋篠宮家の次女佳子さまをお迎えして佐賀市のSAGAアリーナで総合閉会式が行われ、国民体育大会(国体)から改称後、初となる大会が閉幕した。次回は滋賀県を主会場に来年9月28日~10月8日に開催される。
神奈川は男女総合得点で昨年の国体と同じ6位。女子総合得点は8位と国体12位から順位を四つ上げ、いずれも入賞を果たした。男女総合優勝(天皇杯)は東京が国体に続き3年連続18度目、女子総合優勝(皇后杯)も3年連続で獲得。開催地の佐賀は男女、女子ともに総合2位だった。
競技最終日となった陸上は少年男子B3000メートル決勝で、今夏に全国中学校大会(全中)で優勝した神奈川の稲垣翔馴(KERT)が日本中学新記録の8分7秒29で2位に食い込んだ。
県選手団の泉水孝子副団長は「新たな大会名となり、神奈川スポーツ界一丸となって関東ブロック予選からアベック入賞ができた。少年から成年までの育成、強化の成果も見られて、次年度も若手の台頭が楽しみ」と総括した。