瀬谷署は15日、詐欺の疑いで、三浦市南下浦町金田、漁師の男(38)を再逮捕した。
再逮捕容疑は、氏名不詳者らと共謀して9月13日、高松市の30代無職男性宅に貸金業者を装って「1年前から料金の未払いがあり、裁判を起こされないために現金を振り込む必要がある」などとうその電話をかけ、男の口座に現金29万6千円を振り込ませてだまし取った、としている。
署によると、男は「入金させた金が犯罪により送金されたものと分かっていながら、指示通りに金を払い出すなどして犯罪に加担していた」と供述、容疑を認めている。
男は9月25日、横浜市瀬谷区の70代女性から現金29万6千円を男の口座に振り込ませたとして、同容疑で逮捕された。
署によると、男は同月上旬に架空請求詐欺で約80万円をだまし取られ、同時期に指示役から「入金された金を払い出し、指定された口座に振り込むと(男の被害額の)約9割が返金される」という趣旨の説明を受けたという。