企業向けの車の展示会「ジャパンモビリティショービズウィーク2024」(日本自動車工業会主催)が、千葉市の幕張メッセで開かれている。自動車や部品メーカー、スタートアップ企業など約200社が出展し、神奈川県内企業も最新技術やカーボンニュートラル(CN)実現に向けた取り組みなどを紹介。18日まで。
昨年同様に国内最大級のIT展示会「シーテック」と共催。今回はモビリティー技術を提供する企業が、デジタルトランスフォーメーション(DX)化やIT技術を披露する。
日産自動車(横浜市西区)はビジネスマッチングを意識し、電気自動車(EV)の電力消費量や残量などのデータをリアルタイムで取得する法人向けサービスや、こどもの車内置き去り防止をサポートするロボットを紹介。担当者は「今回は経営者などをターゲットにしている。これまでと違った目線で提案したい」と話す。いすゞ自動車(同)はEVが集まるブースでバッテリーEV路線バス「エルガEV」などを展示している。