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平塚の海岸で紫金山・アトラス彗星捉えた! 大磯在住の人間国宝・藤塚松星さん

カナロコ by 神奈川新聞 2024年10月16日 23時12分

 竹工芸で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)の藤塚松星(しょうせい)さん(75)=神奈川県大磯町=が現在、地球に接近していて話題の「紫金山・アトラス彗星(すいせい)」の撮影に成功した。

 藤塚さんは雅号にも「星」を用いるほど、子どもの頃から天文好きで、星や月などにインスピレーションを受けた作品は多い。20歳ごろから天体写真を撮り始め、これまでハレー彗星やヘール・ボップ彗星などを撮影している。

 藤塚さんによると、15日午後6時ごろに袖ケ浜海岸(平塚市)から長く尾を引いた彗星を捉えた。彗星は日ごとに高度を上げているが「肉眼で見るのは難しい。むしろスマートフォンで撮ると分かるのではないか」と話している。

 彗星は日没後の西の空に上がっており、20日ごろまでが撮影に適しているという。

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