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ケイトウ1万本咲いたよ 秦野の農園、保育園児が歓声「家にも飾りたい」

カナロコ by 神奈川新聞 2024年10月17日 5時30分

 出荷期を迎えたケイトウが秦野市平沢の農園を赤や黄、ピンクで色濃く彩っている。

 ケイトウはアジアやアフリカの熱帯地方が原産とされ、今年の酷暑でも生育は例年以上に順調だったという。花き農家の加藤宗雅さん(45)の約300平方メートルの畑では、高さ1メートルほどに育った1万本の花が見頃を迎えた。加藤さんは「パッと家の中が明るくなるように飾ってほしい」と話していた。出荷作業は11月上旬まで続くという。

 16日は、近隣の保育園児約30人を招待。散策したり、ケイトウに直接触れたりする園児らの歓声が色鮮やかな畑に響いた。6歳の男児は「ピンク色の花がきれいで、さらさらして気持ちよかった。家にも飾りたい」と声を弾ませた。

 ハロウィーンや観賞用の生け花として、JAはだの農産物直売所「じばさんず」(同市平沢)などで販売される。問い合わせは、はだの都市農業支援センター電話0463(81)7800。

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