神奈川県警は15日から17日未明にかけて、横浜市中区や西区、川崎市川崎区など歓楽街対策の重点地区に指定されている11地区で一斉取り締まりを実施した。
県警生活保安課や伊勢佐木署、川崎署など12署の私服警察官約90人を動員。客引き行為をしたとして、社交飲食店やマッサージ店の従業員ら10~50代の男女12人を風営法違反や県迷惑行為防止条例違反の容疑で逮捕した。
横浜市中区では昨年、飲食店などで酔客が多額の現金を支払わされるなどの被害が多発した。同課は「客引き行為は飲食店などでの事件の入り口になる。取り締まることで事件の芽を摘むことが重要」としている。