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【横浜FC】昇格懸け19日仙台戦 FW小川慶治朗が語る大一番のポイント

カナロコ by 神奈川新聞 2024年10月18日 17時0分

 昇格が懸かる一戦へ、J2横浜FCのFW小川慶治朗(32)がフルスロットルだ。「しっかり自分の良さを出し続ければ勝利にもつながる。残り4試合、気を引き締めて優勝を狙って今まで通りやるだけ」。チームのために走り、歓喜をたぐり寄せるつもりだ。

 前節6日の鹿児島戦では前半16分に先制弾。FWジョアンパウロのシュートに反応し、泥臭く詰めた真骨頂のプレーで、「なかなか点を取れない時期もあったが、常に勝利のために走ることを心掛けてやっていたら結果がついてきた」。労をいとわぬ献身性は、頂への旗振り役となっている。

 もっとも、試合内容は反省が先んじる。3試合ぶりに勝ち点3を奪ったが、「少し足が止まっているイメージがある。鹿児島戦は得点するまでは出足も速かったが、一度足が止まると盛り返せていない」。シーズン終盤の疲労は認めつつ、押し込まれた時間帯の力強さが不足していると指摘する。

 守備の連動性も含め、約2週間の中断期間でいかに修正を図れるか。次節仙台戦(19日午後2時・ユアスタ)は勝利すれば昇格が決まる大一番だ。「前回対戦では相手のハイプレス、強度で上回られて逆転負けした。相手に勢いが出たときでも盛り返せるくらいのパワーが大事になってくる。まずは先制点を狙って全力でやりたい」と力強い。

 鹿児島戦のゴールでチーム最多タイの7ゴールとなった。「もちろん二桁っていうのは響きがいいんで狙っていく。それがチームのためにもなると思うので」。残り4試合、貪欲に駆け抜ける。

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