国内最大級の花と緑の祭典「全国都市緑化かわさきフェア」が19日、開幕した。三つある主会場の一つ、富士見公園(川崎市川崎区)では関係者によるテープカットが行われたほか、地元のキッズチアリーディングクラブ「バンビーズ」や「枡形一輪車クラブ」のメンバーらが日々の成果を披露してオープニングセレモニーに花を添えた。
富士見公園では、市内の市立小中学校・特別支援学校計170校で育てたジニアの花苗を子どもと福田紀彦川崎市長らが植えた。同フェアの一環で、他会場や近隣の公園に提供するためにマリーゴールドを育てたという市立柿生小学校4年の女児(10)は「この街にもまた一つ緑が増えた」とにっこり。同4年の女児(10)も「緑に囲まれた街になってほしい」と期待を寄せた。