ファッションやメーク業界での活躍を目指す学生たちが日頃の学びの成果を披露するショー形式のコンテスト「FASHION&BEAUTY LIVE」がこのほど、KAAT神奈川芸術劇場(横浜市中区)で開催された。岩崎学園横浜fカレッジ(同市西区)の主催で、神奈川新聞社などの後援。
コンテストは学生が考案したデザインや技術を競うもので121回目。ヘアやメークなどのビューティーデザインと、ファッションデザインの2部門に学内選考を通過した39作品が出品された。力作はモデルによるランウエーでお披露目され、ファッションや美容業界の関係者らが審査した。
グランプリに輝いたのは、ビューティーデザイン部門が2年の望月羽椛さんのグループ、ファッションデザイン部門は個人で出場した2年の松下颯花さん。望月さんは「素材集めから細かな部分までこだわって制作した」と喜び、松下さんは「将来の夢は自分のブランドを立ち上げること。この経験を糧にして頑張りたい」と語った。