湘南の秋を彩る「ふじさわ江の島花火大会」が19日夜、藤沢市の片瀬海岸西浜周辺で行われた。大勢の住民らが秋の夜空を色鮮やかに照らす約1800発の花火を楽しんだ。
午後6時から約30分間、赤や青など色とりどりの花火が夜空に打ち上がった。昨年に続き、車いす利用者が花火を楽しめるよう湘南モノレール湘南江の島駅(同市片瀬)の5階に専用スペースも設けられた。
江の島で土産品を扱う丸代商店の二見将幸さんは「江の島が若者や多くの人でにぎわった。約1万本のキャンドルが並ぶ(開催中の)キャンドルナイトも楽しんでほしい」と話していた。
同花火大会は以前は夏に開催していたが、2010年にアジア太平洋経済協力会議(APEC)の開催を機に警備態勢の確保などを理由に秋に移行した。