横浜DeNAの三浦監督が就任5年目となる来季も続投することが21日、分かった。2年連続の3位にとどまった一方で、チームを7年ぶりの日本シリーズ進出に導いた手腕などが評価されたとみられる。
就任4年目の今季は今永やバウアーが退団した中、先発陣に故障者が出て、実績のある中継ぎ陣も不調などで2軍調整が相次ぐ苦しいシーズンだった。そうした中で、積極的に若手投手を起用するなどしてチーム力を底上げ。またコーチや選手とのコミュニケーションを重視し、一体感のあるチームづくりを引き続き行った。
前半戦は借金生活が続いたが、交流戦を3位で巻き返して上位争いに食い込んだ。球宴を挟んで3年ぶりの9連敗を喫しBクラスに転落したものの、8、9月に2カ月連続で勝ち越して3年連続のクライマックスシリーズ(CS)進出を果たした。