廃棄予定の食材からクラフトビールを造る「Beer the First」(横浜市神奈川区)は、ワインの醸造時に残ってしまうブドウの皮や種を原料としたクラフトビールを発売する。
原料は横浜市旭区のブドウ畑でブドウを育てる「横濱ワイナリー」(同市中区)が提供。ビール製造の工程で麦芽の糖化時に一緒に煮込み、新たな付加価値を持たせる「アップサイクル」の取り組みにつなげた。
商品名は、「YOKOHAMA Vineyard Ale」。横浜高島屋などと共同開発した。
発売日は23日。330ミリリットル入りで、価格は各880円。横浜高島屋で販売する。Beer the Firstの坂本錦一社長は「横浜だけでできあがった商品。横浜の新たな手土産にしたい」と語る。