任期満了に伴う箱根町長選は22日、告示された。立候補したのは届け出順に、ともに無所属で、再選を目指す勝俣浩行氏(70)と新人の遼子規(りょうしき)キンジロウ氏(71)の2人。投開票は27日。
勝俣氏は新型コロナウイルスが拡大した2020年に初当選。観光業が大打撃を受ける中で町経済を守ってきた実績を強調し、「持続可能なオンリーワンの観光地づくり」を掲げる。
遼子規氏は「現職町長では新たなアイデアが出てこない」として町政の刷新を強調。行政サービス向上のために人工知能(AI)の普及推進や町職員のスキル向上を目指す。
期日前投票は23~26日午前8時半~午後8時に町役場分庁舎4階で受け付けるほか、町内各施設でも時間を限定して対応する。
21日現在の有権者数は9114人(男4424人、女4690人)。