本拠地・横浜スタジアムで幕を開ける日本シリーズの第1戦、先発を託されたのはジャクソンだった。「すごく興奮しているし、相手も素晴らしいチームでとても楽しみ」。リラックスした表情はいつも通りだ。
ポストシーズンは3度目の登板となる。大事な初戦での先発を言い渡されたのはファイナルステージの第5戦か第6戦の試合後だという。「とても光栄なこと。コンディションや準備も整えた。ここまできたら、持っているものを出し切る」と、力を込めた。
柳田や山川ら中長距離打者が並ぶソフトバンク打線。交流戦での登板機会はなかったが、立ち向かうイメージは鮮明になってきた。「誰がというよりは1~9番まで全員を気を付けないといけない強打者ぞろいのチーム」とジャクソン。4勝先勝の最終決戦。その右腕で勢いをもたらしたい。