社会人野球のENEOSは25日、大久保秀昭監督(55)が12月1日に退任すると発表した。後任には宮沢健太郎ヘッドコーチ(44)が就任する。退任は5年間の契約満了によるもので「バトンを渡すにはベスト。幸せな時間を過ごすことができた」とコメントした。
大久保監督は2006年の就任から9シーズンでチームを都市対抗大会3度の優勝に導いた。その後は東京六大学リーグの慶大監督に就き、20年から再びENEOSを率いた。高い指導力で数多くのプロ選手を輩出。横浜DeNAの度会隆輝外野手を擁した22年には同大会4度目の優勝を果たした。