壁や障害物のあるコースで速さや技の難易度などを競うスポーツ「パルクール」の国内最高峰の大会「PARKOUR TOP OF JAPAN YOKOSUKA」が26日、横須賀市稲岡町の三笠公園で開かれた。市民やファンら約6800人(主催者発表)の観客が訪れ、トップ選手のパフォーマンスに拍手と歓声を送った。
パルクールはフランスの軍隊生まれの走る・跳ぶ・登るなどの移動動作で体を鍛えるトレーニングとして始まり、現在は障害物を跳び越えたり、宙返りをしたりする技を競う新スポーツとして知られている。
今大会は横須賀では2回目の開催で、東京都体操協会の主催。タイムを競う「スピードラン」、技を披露する「フリースタイル」、鬼ごっこのような「チェイスタグ」の3種目に男女計32選手が出場した。
スピードランで選手は、コース上の台の上を次々とジャンプし、鉄柵をくぐったほか、3.3メートルの壁を登って跳び降りるなどさまざまな障害物をクリアしてゴールへ駆けた。