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よりかぐわしく豊かな色に…秋のバラ、川崎・生田緑地で見ごろ 色とりどりの625種2900株

カナロコ by 神奈川新聞 2024年10月27日 5時20分

 多種多様なバラを楽しめる「生田緑地ばら苑(えん)」(川崎市多摩区)で秋の一般開放が行われている。見頃を迎えたバラはかぐわしい香りを漂わせ、来場者は花に顔を近づけたりして楽しんでいた。11月17日まで。

 約1.2ヘクタールの園内ではこの季節になると625種、2900株ほどのバラが開花時期を迎え、赤色や白色、黄色など色とりどりのバラが咲く。春と比べて花の大きさは控えめだが、秋は強く香り、花色が豊かになるという。

 秋の涼しさが感じられた26日、夫婦で10年以上訪れている加賀美洋子さん=同市麻生区在住=は「秋のバラは奥深い。繊細で良い香りがする」と笑顔だった。

 今年は夏の猛暑の影響も懸念されたが、ボランティアらが丁寧に手入れしたといい、有賀真由美園長は「(最終日まで)今年はゆっくり楽しめる」と話した。

 入場無料。バラの管理などに充てる募金を受け付けている。問い合わせは、同苑電話044(978)5270。

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