プロ野球のSMBC日本シリーズ2024は29日、みずほペイペイドームで第3戦を行う。横浜DeNAの三浦大輔監督は球場入り後、報道陣の取材に応じ、左足甲の打撲で第2戦を欠場したオースティンの状態について「昨日(28日)より良くなっていると報告を受けている」と説明。試合前練習の動きをチェックして起用するかどうかを考えるとした。
28日は治療に専念していたオースティンは、試合前練習でフリー打撃に参加。柵越えはなかったが、鋭い打球を放った。指揮官も後ろで見守った。
同シリーズ2試合でソフトバンクの先発投手を打ちあぐねたとあって、クライマックスシリーズ(CS)全試合で4番に座った主砲が出場できるかは大きな焦点。指揮官は「問題なければ当然スタメンでいく。いけないようであれば次のパターンを考えている」と話している。
左太もも裏の肉離れでリハビリしていた先発東については「ベストかベストじゃないかと言われたらベストじゃないと思う。しかし投げられるところまでは回復している」と説明。万全ではないとはいえ、2年連続2桁勝利をマークした左腕の対応力の高さに期待を寄せた。