川崎市は29日、解体工事中の入江崎水処理センター旧汚泥処理施設(同市川崎区塩浜)で電気ケーブルが盗まれたと発表した。
市によると、現地調査をした上下水道局の職員が10月17日、同施設にある汚泥棟の玄関の施錠が壊され、地下ケーブルラックに敷設されていた計235メートルの電気ケーブル約65キロ(5万円相当)が切断されているのを発見した。
市は29日、川崎臨港署に被害届を提出した。同施設では昨年1月にも電気ケーブル約1トン(40万円相当)が盗まれており、警備を強化していた。
署によると、同署管内では今年に入ってから同様の事案が今回を含めて3件発生しており、窃盗事件として詳しく調べている。