日本シリーズ第5戦の先発を託されたのは中4日のジャクソンだ。クライマックスシリーズから好調を維持する助っ人右腕は「同じチームとの対戦だが、すごく楽しみで興奮している。前回は長いイニングを投げられなかったので、今回はもう少し効率的な投球を心掛けたい」と意気込んだ。
本拠地での第1戦は4回―を2失点。「ベストコンディションではなかった」と立ち上がりの制球に課題を残したが、日本シリーズタイ記録の5者連続を含む9奪三振と気迫の投球を披露した。
今回も破壊力のある相手打線に対して大胆かつ細心の投球が求められ、「(ソフトバンクは)1番から9番まで強力な打線なので一人一人ケアしていきたい」とジャクソン。再び舞台を本拠地に移す第6戦につなげるための正念場のマウンドになる。
前回登板から間隔が短く、気になるのは体調面だが、「しっかりリカバリーはできている。明日(31日)は万全なコンディションで迎えられると思う」と頼もしかった。