来年7月オープン予定の道の駅「湘南ちがさき」(神奈川県茅ケ崎市柳島)をPRするプレイベントが10月27日、同市浜見平の「BRANCH(ブランチ)茅ケ崎」で開かれ、市民らが巨大アロハシャツ作りなどを体験した。
イベントは道の駅の運営予定者「ファーマーズ・フォレスト」と市の主催。道の駅に展示する巨大アロハシャツを制作する企画では、市民500人以上がシャツにする生地に、ピンクや青などのインクで手形を押すなど模様を付けた。縦約5メートル、横約3メートルの大きさになるシャツは、今年12月にも完成する予定。市役所で披露された後、道の駅に展示される。
企画に協力した茅ケ崎青年会議所の石川雄也さんは「巨大アロハが一人でも多くの市民に、道の駅に愛着を持ってもらうきっかけになれば」と話していた。
会場では地元産の野菜やパンなどを販売したほか、市内の海岸で採取した海洋汚染の原因であるマイクロプラスチックを使ったキーホルダー作りなどの体験コーナーも設けられた。
湘南初となる道の駅は、約1.5ヘクタールの敷地に、茅ケ崎産の食料品の販売や飲食スペースを設けた施設や広場、駐車場などが整備される。