横浜DeNAの大貫晋一投手(30)が1日、横須賀市夏島町の球団施設「DOCK」でキャッチボールやダッシュなど軽めの調整を行った。3勝2敗で迎える日本シリーズ第6戦(2日・横浜スタジアム)に先発する右腕は「チームは勢いがあるので、僕がうまく乗って加速させたい」と意気込んだ。
「やり返すチャンスがあれば、しっかり準備するだけ」。三回途中5失点(自責点4)と打ち込まれた第2戦(10月27日)の試合後、言葉少なに語った背番号16にリベンジの機会が巡ってきた。
中5日のマウンドは今季初となる。「苦手ではない。何回か経験しているので、調整の流れはつかめている。良い準備ができている」と話す。
福岡での3連戦は先発投手がいずれも七回を投げ切った。「みんなストライクゾーンで勝負していたから、四球も少なかった。そういうゾーンの使い方は参考になった」と分析した。
2日は降雨の予報で試合が流れる可能性もあるが、「あまり気にならない」と大貫。右腕には26年ぶりの日本一しか見えていない。