JR東日本横浜支社は2日から、JR東日本管内の地域の魅力を発信する企画電車「時めくTrain(トレイン)」を相模線で運行する。E131系1編成(4両)にオリジナルヘッドマークを付け、車内には管内の名所などの写真を掲示する。11月末まで。
企画電車は、鉄道の魅力を広く知ってもらおうと2022年からスタートし、今回で3回目。先頭部に掲げるヘッドマークは2種類のオリジナルデザインで、1号車には往年の相模線キハ30.35形で使用されていた朱や青といった「相模線色」、4号車には東北新幹線の「常磐グリーン」などの計5色を取り入れた。
車内に並べる写真は計176枚。新潟の青海川駅から見る日本海など「上信越」、秋田のなまはげ紫灯(せど)まつりなど「道南・北東北」、紅葉に染まる福島の只見線沿線など「南東北」などとエリアごとに分けられている。
1日には報道陣向けの内覧会が開かれ、同支社の須藤理恵湘南・相模統括センター副所長兼平塚・大磯駅長は「企画電車で地域の魅力が少しでも伝わるとうれしい」と乗車を呼びかけた。