中国の旧正月「春節」に向け、イルミネーションで祝賀ムードを盛り上げる「春節燈花(とうか)」の点灯式が1日、横浜中華街(横浜市中区)で行われた。縁起の良い赤と金を基調とした計約450個のランタンを組み合わせ、華やかな光で街全体を幻想的に演出している。来年2月12日まで。
2003年から続く恒例イベントで、本年度のテーマは「小龍報喜(しょうりゅうほうき)」。竜が雲に乗って舞い上がる様子は、世の移り変わる勢いに乗って成長するという意味があり、幸せや喜びが訪れる願いが込められている。
中華街大通りと上海路には、強さと幸運を表す「百節龍」と「五十節龍」、山下町公園には、皇帝と皇后の象徴である竜と鳳凰(ほうおう)の巨大なオブジェが登場。
環境に配慮し、電球の発光ダイオード(LED)化や再生可能エネルギーを利用している。点灯時間は午後4~11時。