神奈川の文化とスポーツの発展に功績のあった個人・団体に贈られる第73回神奈川文化賞・スポーツ賞(県、神奈川新聞社主催)の贈呈式が文化の日の3日、県民ホール(横浜市中区)で行われた。今年は20人3団体が受賞した。
文化賞は、世界三大映画祭コンペティション部門と米アカデミー賞の全てで受賞した映画監督の濱口竜介さんら4人に、今後の活躍が期待される未来賞は気鋭のバイオリニストの橘和美優さんら2人に贈られた。
スポーツ賞には、全国高校総体(インターハイ)の水泳女子100メートルバタフライで2連覇した平井瑞希さんら2人3団体が輝いた。
五輪イヤーの今年は、パリ五輪スケートボード女子ストリート金メダルの吉沢恋さんら10人にオリンピック賞、パリパラリンピックのゴールボールで金メダルを獲得した鳥居陽生さんら2人にパラリンピック賞が贈呈された。
賞は1952年に始まり、昨年までに文化賞は334人20団体、スポーツ賞は285人129団体(特別賞、オリンピック賞、パラリンピック賞を含む)、2001年創設の未来賞は41人3団体が受賞している。