横浜DeNAは4日、小池正晃外野守備コーチ(44)が今季限りで退団すると発表した。前日に26年ぶりに日本シリーズを制したばかり。「(レギュラーシーズン)3位からではあるが、日本一になれたのは選手のおかげ。選手に助けてもらった。いい思い出をつくらせてもらった」と感謝を込めた。
同氏は横浜高時代の1998年に、西武などで活躍した松坂大輔さんらと甲子園で春夏連覇を達成。翌年にドラフト6位で横浜(現横浜DeNA)に入団した。2008年途中に交換トレードで中日に移籍したが、フリーエージェント(FA)権を行使して12年にベイスターズに復帰した。
13年に現役引退後は、DeNAで打撃コーチや外野守備走塁コーチなどを11年間務めてきた。「これだけ長くやらせてもらって、球団には感謝しかない。色んな思い出もある。力不足もあって選手には迷惑をかけた。これを次のステップに生かしていきたい」と意欲的に語った。