ベイスターズの本拠地・横浜スタジアムにほど近い横浜中華街(同市中区)では4日夜、銅鑼(どら)や太鼓の音が鳴り響く中、日本シリーズ制覇を祝う獅子舞が披露された。
「善隣門」前では、色鮮やかな5頭の獅子がボールを投げるなど野球に興じたり、「横浜DeNAベイスターズ2024 日本一おめでとう」と記された幕を掲げたりして、観客を沸かせた。
友人4人で見に来たという市内に住む中学1年手島寧彦さん(13)は「迫力があって、日本一の喜びが表現されていた」と感慨深げに語り、渡辺倖巳(こうみ)さん(12)は「これからも日本一になって横浜ににぎわいをもたらしてほしい」と来季のベイスターズに“注文”した。
主催した横浜中華街発展会協同組合広報部長の呉政則常務理事(46)は「各店舗が趣向を凝らしたサービスを用意しており、中華街全体で皆さまと喜びを分かち合いたい」と話した。
5日午後6時から、別の団体による獅子舞が披露される予定。