7日午後10時40分ごろ、横浜市中区山手町の40代男性宅で「何者かが玄関ドアを開けようとした」と110番通報があった。男性が玄関の外の物音に気付き、ドア越しに声をかけたところ逃走したという。神奈川県警山手署は住居侵入未遂事件として逃げた人物の行方を追うとともに、強盗目的だった可能性もあるとみて調べる。
署によると、玄関ドアは当時施錠されており、ドアの外側にはこじ開けようとした痕跡が見つかった。男性は玄関ドアのガラス越しに人影を見たと話しているが、付近に防犯カメラはなく、人数や逃走方向などは分かっていないという。
5日前の2日深夜には、この家の隣の住宅に男2人が侵入する事件が発生しており、その時は住人が玄関内で男らを発見し、男らは何も取らずに逃走した。
事件を受けて署はパトロールを強化していたといい、7日の事件が発生する数分前には40代男性宅の前を警戒中の署員が通ったばかりだったという。