横浜市中区と南区にまたがる大通り公園の一部をリニューアルする事業者が、三井不動産を代表とする企業グループに決まった。公園内に飲食店などを設け、収益を公園の維持管理に充てる制度「Park─PFI」を活用し、2027年の利用開始を目指す。
市によると、グループを構成するのは三井不、東急、京浜急行電鉄、ディー・エヌ・エー。この4社は大通り公園近くの旧市庁舎跡地で、超高層複合ビルの開発を進めている。大型開発により集客力を高めつつ、JR関内駅を挟んで反対側の公園を整備することで、一帯ににぎわいを生み出す狙いがあるという。