第39回東日本女子駅伝は10日、福島市の誠電社WINDYスタジアム発着コース(9区間=42.195キロ)で行われ、神奈川は2時間24分44秒の15位と前回7位から順位を落とした。同大会は若手選手の育成を目的に開催され、40年目の節目で最後となった。
神奈川はスタートから7区まで17位と出遅れたが、4区3位タイの村松帆乃美(上溝中)、橘高出身の5区満谷咲子(玉川大)らが差を詰める。終盤は8区2位の日下部仁美(塚越中)、アンカーの主将・新井沙希(拓大)がそれぞれ順位を一つずつ上げた。
12年ぶりの優勝には遠く及ばなかったが、中学生ランナーの好走は来年1月の都道府県対抗駅伝への大きな収穫。安井裕紀監督(三浦学苑高教)は「駅伝をさせてもらえなかったが、中学生はトップクラスの力があった。このきっかけを悔しいと思ってまた頑張ってほしい」と締めくくった。