横浜DeNAの2021年ドラフト1位、小園健太投手(21)が横須賀市夏島町の球団施設「DOCK」で契約交渉し、減額制限ぎりぎりの24%減となる690万円でサインした。
高卒3年目の今季は4月10日の中日戦で1軍初登板を果たしたが、三回途中5失点と課題が残った。右脇腹痛などで一時リハビリ組に入った。1軍登板はその1試合のみ。ファームでは18試合に登板し、3勝3敗、防御率4.46だった。
球団からは「自分にとって悔しいシーズンだったのではないか」と話があったという。「自分の中でもすごく思うし、来季に向けて休んでいる暇はない」と力を込める。オフは単独で自主トレーニングを行い、フィジカル強化や平均球速の向上を目指す。
そのほかの契約更改は次の通り。
宮城滝太投手 640万円(100万円減)▽武田陸玖外野手 560万円(現状維持)▽井上絢登内野手 900万円(120万円増)▽高見沢郁魅内野手 340万円(現状維持)▽小笠原蒼内野手 340万円(同)(金額は推定)