横浜DeNAベイスターズの日本シリーズ制覇を記念し、スポンサー契約を結ぶ金融機関が用意した年利1.5%の定期預金が好評だ。横浜信用金庫は3カ月物、横浜銀行は1カ月物に限られるが、通常の12倍に当たる特別金利とあって注目されている。
横浜信金の100億円の募集枠は、取り扱いを始めた11日から2日で埋まった。12月末まで受け付けるはずだったが、「想定外の反響」(個人事業部)という。急きょ100億円を積み増して募集を再開した。
日銀の利上げに伴って金融機関は普通、定期とも預金金利を引き上げるようになり、髙橋卓巳副部長は「個人客も金利水準に敏感になっている」とみる。1千万円の上限までの預け入れも目立つという。
総額100億円で18日に取り扱いを始める横浜銀も、すでに問い合わせが相次いでいる。抽選で当たるベイ選手直筆のサイン入りグッズは当初、レプリカユニホームのみだったが、ボールと色紙も加えて「期待に応える」としている。