国産木材活用を通した川崎市の交流活動を紹介し市制100周年を祝う「優しい木と緑のひろば」が16日、JR川崎駅前のラゾーナ川崎プラザで始まった。17日まで。
同市と連携する宮崎県と同県日向市、延岡市が出展し、国産スギ材の知育積み木「てんつみ」400個による遊び場やワークショップなどがにぎわった。
てんつみは「天才をつくる積み木」の略称。日向市で建設会社を営む海野洋光さん、浩代さん夫妻が開発した。同市のふるさと納税返礼品で、組み合わせによって正三角形や正六角形、カタカナなど多くの形を作ることができる。
遊び場では洋光さんらが積み木を手に取り、幾何学模様などの作り方を解説。ワークショップでは写真立てやマグネットなど木の工作を家族連れらが楽しんでいた。海野さん夫妻は「積み木で自治体間の交流を橋渡しできれば」と話した。
会場には川崎市の100年を祝う来場者参加の年輪づくりコーナーも設けられている。17日は午前10時から午後4時。ワークショップ参加費500円。