横浜DeNAの大田泰示外野手(34)が18日、横浜市中区の球団事務所で引退会見を開き、「いつかは来ること。新たなステージに向かっていくことを決断して、後悔はない」と笑顔で語った。
広島出身の大田は、東海大相模高から2009年にドラフト1位で巨人に入団。17年に日本ハムへ移籍すると、19年には自己最多20本塁打を記録、20年にゴールデン・グラブ賞を獲得した。
22年からベイスターズでプレー。熱血漢でムードメーカーとしても存在感を発揮した。今季はけがで出遅れ、1軍で出番はなかった。今後については「野球界に還元できるように。そういう活動をしていきたい」と話した。
通算は907試合出場で打率2割5分9厘、84本塁打、343打点。