夕暮れ時の幻想的なバラを楽しんでもらおうと、神奈川県立花と緑のふれあいセンター「花菜(かな)ガーデン」(平塚市寺田縄)で「夕暮れのバラ園」と銘打った催しが開かれている。
富士山や丹沢山系を背景に、この季節ならではのきれいな夕焼けを眺めながら、園内を楽しんでもらおうと企画され、今年で6回目。例年は11月中旬に見頃を終えるバラが、今シーズンは夏の酷暑で開花が遅く、同月下旬まで観賞できるという。
園内を彩るバラの花を200個の発光ダイオード(LED)が照らし、昼間のバラ園とひと味違った雰囲気を感じることができる。同センターは「湿度が低い秋は花の香りも気付きやすい。景色だけでなく香りも楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。
24日まで。午前9時~日没約30分後(土・日曜は午後6時)。入園料は大人600円など。問い合わせは、同センター電話0463(73)6170。