京浜急行電鉄(横浜市西区)などは23日、鍵付き個室授乳室など、子育て応援サービスを開始する。金沢八景駅など京急線内4駅に、鍵付き個室授乳室「Babypeko(ベビペコ)」と、ベビーカーシェアリングポート「Share Buggy」を設置する。
ベビペコは専用アプリでドアを解錠し、無料で利用できる鍵付き個室授乳施設。ベビーカーのままでも入室が可能。シェアリングポートはベビーカーを格納した設置場所で、専用アプリを通じて利用する有料サービス。清掃グッズも収納されており、スタッフの定期清掃のほか、ユーザー自身でも消毒などができ、安心して利用できる。
また、京急蒲田駅には、「子育て応援スペース」を配置し、ハウス食品グループの子会社が提供する、親子2人分のパウチ入り総菜「タスミィ」の自動販売機も設置する。タスミィは保育園勤務の管理栄養士が監修した商品で、パウチのまま電子レンジで温めると、大人1人前と子ども1人前の料理ができる。保育園を中心に展開されているが、鉄道会社で駅に設置したのは同社が初という。