第55回記念明治神宮野球大会第2日は21日、東京都の神宮球場で高校の部、大学の部計4試合を行った。高校の部に出場した関東代表の横浜は、準々決勝で明徳義塾(四国)を2-0で下し、4強入りした。
横浜は1年生の織田翔希が先発マウンドに立った。140キロ台中盤の直球を主体に6三振を奪って散発2安打と盤石な内容で、終盤も球威を落とさず完封した。打線は二回に奥村頼人(2年)の適時三塁打で先制。六回に敵失を逃さない好走塁で追加点を挙げた。無失策の守備陣が1年生右腕を盛り上げた。
横浜の同大会出場は17年ぶり。23日の準決勝でやはり17年ぶりとなる決勝進出を懸け、二松学舎大付(東京)と東洋大姫路(近畿)の勝者と戦う。