2025年2月1日の市制70周年へ向け神奈川県厚木市は11月23日から、70周年記念のウェブサイトや、小田急線本厚木駅前と愛甲石田駅前の電子掲示板に、市民や著名人が毎日、「あと○日」と残り日数のボードを持って登場するカウントダウンをスタートさせる。
同市は1955年2月1日、当時の愛甲郡厚木町、南毛利村、睦合村、小鮎村、玉川村の1町4村が合併して誕生した。市企画政策課によると、市発足当時は人口約3万1千人だったが、11月1日には約22万3千人に増加している。市が発足して約半年後の55年7月に中郡相川村と愛甲郡依知村を編入。さらに翌56年9月に愛甲郡荻野村を編入して現在の市域となった。
カウントダウン初日の11月23日には、市出身のアーティスト井上純さんが「あと70日」のボードを持って登場。市では井上さんに市制70周年記念の絵画作品の制作を依頼しており、2025年2月1日に公開する。
記念サイトでは、市出身のタレント榊原郁恵さん、小泉今日子さん、人気グループ「いきものがかり」の歌手吉岡聖恵さん、同市にゆかりのある原辰徳・元読売ジャイアンツ監督らのお祝いメッセージを掲載する。山口貴裕市長は11月22日の記者会見で「カウントダウンを実施し、市制70周年を祝う機運を高めたい」と話した。