秋の気配が深まる大雄山最乗寺(南足柄市大雄町)で、赤や黄色に色づき始めた紅葉のライトアップが始まった。今年の紅葉は暖冬の影響で色づきが遅く、12月上旬ごろまで楽しめるという。
ライトアップ初日の今月22日には、同寺の荘厳な建物を幻想的に彩る光景に多くの観光客が見入っていた。市内在住の樋口美保さん(52)は「初めて来たけどとてもきれい。これからもっと赤くなりそう」と笑顔で話していた。
ライトアップは12月1日までの午後5~9時。今月30日と12月1日には小田原ちょうちんや大井町のひょうたんランプなど県西地域の照明器具を展示する「あしがら灯りの祭典」も開催される。