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【ラグビー・リーグワン】南ア代表、相模原加入のアレンゼ「経験還元したい」 神奈川県庁で入団会見

カナロコ by 神奈川新聞 2024年11月27日 19時28分

 昨年のラグビー・ワールドカップW杯で2連覇した南アフリカ代表メンバーで、リーグワン1部の相模原に加入したWTBカートリー・アレンゼ(28)が27日、神奈川県庁で入団会見に臨み、「体は大きくないがスキルはある。(代表で)学んだことをダイナボアーズに還元したい」と意気込んだ。

 黒のジャケット姿で登場したアレンゼ。身長176センチ、体重80キロとやや小柄だが、大外からえぐるようなランスキルを持ち、「スプリングボクス(南アフリカ代表の愛称)のスピードスター」とも呼ばれている。

 15人制代表では通算24試合に出場。昨秋のW杯では計5試合で2トライ10得点をマークした。「前々から日本でプレーしたいと思っていて、自分が興奮できるところで経験したかった」と昨季9位の相模原を選んだ。

 代表遠征を終え、26日夕に合流したばかり。ホストエリアの神奈川の街並みに「車の窓から見えたのは渋滞だった。まだ慣れないが、相模原の街や他の選手にも会いたい」と好奇心旺盛だ。

 同じ県内クラブの横浜で世界一を分かち合ったSHファフ・デクラークとCTBジェシー・クリエルらとも情報交換をしていたといい、「2人とも素晴らしい選手なので日本で一緒にプレーできることが楽しみ。タフな試合になるが、勝つつもりで試合をしたい」。来年1月の神奈川ダービーに胸を膨らませる。

 クラブによると、契約は今季限り。石井晃ゼネラルマネジャーは「神奈川県民、相模原市民も彼のパフォーマンスを期待している。日本のラグビーに衝撃を与えてほしい」と期待を寄せた。

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