職場で飲酒したなどとして、横浜市は27日、交通局の職員5人を停職などの懲戒処分にした。
市交通局によると、停職3カ月の処分を受けたのは、市営地下鉄北新横浜駅の男性助役(55)。8月8日朝の勤務終了後、コンビニで購入した酒を仮眠室などに持ち込み、トイレの個室で飲酒した。夕方から再び勤務があり、駅で待機中だったという。抜き打ち検査で発覚し、「過去3回ほどやった」と説明している。
市営バス本牧営業所の男性運転手(29)は10月27日、乗務前の呼気検査でアルコールが検出され、停職2カ月。同営業所の男性運転手(34)は4月10日、赤信号に切り替わる直前の交差点に進入し、横断歩道の歩行者にクラクションを鳴らしたとして減給とした。
戒告処分を受けたのは2人。市営地下鉄仲町台駅の男性助役(48)は9月11日、売上金の過剰分600円について駅長に報告せず、事務室の金庫に3日間保管した。
市営バス保土ケ谷営業所の男性運転手(47)は6月19日、終点到着後に車内を点検せず、座席で寝ていた男性に気付かないまま降車した。約5分後に整備士が気付いたという。