旭署は27日、署の公式キャラクター「あさひまもるゾウ」を発表した。署員らによる4作品の中から、署員約260人が投票して選んだ。今後は署のキャンペーンで配布するチラシやオリジナルグッズなどに登場する予定で、活動のPRに一役買う。
「あさひまもるゾウ」は会社員の大宮佳さん(24)が制作した。母親の明子さんが同署スクールサポーターを務める縁で応募したといい、警察の制服を身にまとったオスとメス2匹のゾウのほか、朝日や区の花であるアサガオをあしらい、区の魅力を表現。旭区の形がゾウに似ていると感じ、作品に生かしたという。
同日行われた発表会で、吉田善成署長から賞状などを受け取った佳さんは「趣味で描いた作品が選ばれるとは思っていなかった。皆さんに親しんでもらえたらうれしい」と笑顔。吉田署長は「旭区らしさがあって署内が明るくなる作品。応募してくれて感謝している。署員一同ますます頑張るゾウ」と意気込んでいた。
発表に合わせ、旭地区警察官友の会は「あさひまもるゾウ」が描かれたバッグボートを署に寄贈した。