新江ノ島水族館(神奈川県藤沢市片瀬海岸)は1日、募集していた同館初のミナミアメリカオットセイの雄の赤ちゃんの愛称が「アトム」に決まったと発表した。3614件の応募があり、県内在住の金本和久さん(7)が命名者に選ばれた。
アトムは同館で飼育されている雌「アポロ」と雄「ムサシ」を両親として、6月16日に生まれた。12月1日時点で体長約94センチ、体重約15キロ。体重が誕生時からおよそ3倍になるなど、すくすく育っており、ボールや氷を鼻先で転がしたりして遊んでいるという。
金本さんは「母親の『アポロ』と、父親の『ムサシ』から一字ずつとって、強い男の子になるように」と考えたという。