県は2日、県立県民ホールやKAAT神奈川芸術劇場などの指定管理者「公益財団法人神奈川芸術文化財団」(横浜市中区)が利用しているサーバーが、外部からサイバー攻撃を受けたと発表した。原因を調べており、個人情報流出の有無などの被害については調査中としている。
県によると、1日未明、サーバー内に異常を検知。サーバーの管理者から、身代金要求型のコンピューターウイルス「ランサムウエア」に感染した可能性が高いとの報告があった。サーバー内に保存されていたのは施設管理や同財団の組織に関する情報などで、公演チケットの一般購入者の情報などは含まれていない。県民ホールなどは従来通り開館しているという。