横浜DeNAは4日、育成3年目の村川凪外野手(26)が引退すると発表した。戦力外通告を受け、11月の12球団合同トライアウトに参加したが、現役生活に区切りを付ける決断をした。
50メートル5秒台の俊足を武器に昨季はイースタン・リーグで盗塁王(29盗塁)を獲得するなど飛躍した。しかし、今季はA班(1軍)で臨んだ春季キャンプ第1クールで左太もも裏の肉離れを負い離脱。ファームでは打率3割8厘、8打点、12盗塁を記録したが、支配下選手登録されることなく、戦力外通告を受けた。
球団を通じて「ファンの皆様、3年間温かいご声援ありがとうございました。ハマスタで走り回ることはかないませんでしたが、スカスタ(横須賀スタジアム)での声援は忘れられません。プロ野球っていいところだなとファームの試合ですら感じていました。本当にありがとうございました。日本一おめでとうございます」とコメントした。