JR東日本(東京都)は13日、南武線(立川-川崎間、6両編成)で検討していたワンマン運転を、2025年3月15日から実施すると発表した。人手不足などに対応し、鉄道をより効率的に輸送するため、としている。
横浜支社によると、運転士が車掌を兼務。ドアの開閉作業などを行うことで、約120人の省力化を図るという。
JR東は11月、首都圏主要線区でワンマン運転を実施する計画を公表。26年春には横浜・根岸線(八王子─大船間、8両編成)で導入し、30年ごろまでに京浜東北・根岸線などでの実施を目指すとした。将来的には、全体で1100人の省力化が実現できるとみている。