茅ケ崎市保健所は20日、管内の寒川町宮山の飲食店「青葉」でノロウイルスによる食中毒が発生したと発表した。同店で食事をした20~70代の男女13人が嘔吐(おうと)や下痢などの症状を訴えたが、いずれも軽症で快方に向かっているという。
同保健所によると、寒川神社参集殿内にある同店で7日、結婚式の披露宴に参加した46人がエビやハマグリの吸い物などを食べ、うち13人が8日以降に症状を訴えた。患者や同店の調理従事者の便からノロウイルスが検出されたことから、保健所は同店の食事を原因とする食中毒と断定。同店を20日から営業禁止処分とした。