横浜DeNAの森原康平（32）と伊勢大夢（26）の両投手が22日、横浜市神奈川区の進学塾「臨海セミナー」本社で行われたトークショーに参加し、小中高生や父母らに夢のかなえ方を伝えた。
同塾は2017年から横浜スタジアムに広告協賛している。トークショーは勉強に関することだけではなく多様性のある教育活動の一つとして、スポーツ選手による「特別授業」として実施した。
参加者から「意欲が出ない時にどのようにやる気を出すか」と問われた森原は「1時間やろうと思ったら難しいけど、まず5、10分集中してみることが大事」と回答。伊勢は調子が悪い日や、やる気が起きない日に練習しても身に付かないため、思い切って練習をやめることもあると話した。
トークショー後、報道陣の取材に応じた森原は「子どもたちから質問されて答えるということは言葉にしないといけないので、考えを整理することができた」。伊勢は「質問する勇気があるということは向上心があるということ。意欲的だなと感じた」と刺激を受けた様子だった。