プロ野球や社会人野球でプレーする横浜隼人高出身の選手ら18人を講師に迎えた少年野球教室が22日、同高グラウンドで開かれた。小学5、6年生約200人が参加し、オリックスの宗佑磨内野手らから基礎などを教わった。県少年教育親善野球連盟と同高硬式野球部OB会の共催で行われ、15回目。
宗選手のほか、今季プロ初勝利を挙げた西武の青山美夏人投手、オリックスの佐藤一磨投手らは、キャッチーボールでの投げ方や守備のこつなどを伝授。青山投手はピッチャーを志す子どもに「相手の胸に向かって真っすぐに(投げる)」と説明。「小学生の頃は自分も壁当てに打ち込んだ。基本が大事ということを伝えたい」と語った。
模範プレーでは宗選手が豪快なスイングと持ち前の明るさで会場を盛り上げ「自分もプロ野球選手に教えてもらってうれしかったことを覚えている。一つでも記憶に残れば」と願いを込めた。