特殊詐欺を未然に防いだとして平塚署は20日、平塚岡崎郵便局(平塚市ふじみ野)、平塚吉沢郵便局(同市上吉沢)、セブン-イレブン平塚中原2丁目店(同市中原)、セブン-イレブン平塚徳延店(同市徳延)の4者に感謝状を贈った。
署によると、平塚岡崎郵便局の局員大塚宏太郎さんは11月28日、「孫が会社の現金200万円が入ったかばんをなくした。今日中に現金が必要」などと話す高齢男性に応対。男性が孫をかたる人物と通話していたため、男性と電話を代わったところ、相手が突然電話を切ったことから詐欺を疑い、警察に通報した。
また、セブン-イレブン平塚中原2丁目店の従業員後藤淳子さんは10月23日、高齢男性が「身に覚えはないが、有料サイトの利用料を払うため、60万円分の電子マネーを買いたい」と申し出たため、店舗のオーナーに相談し、警察に通報した。
4者には石井清一郎署長から感謝状が贈呈され、署が新たに始めた「詐欺抑止貢献認定証」が交付された。